大阪メトロ御堂筋線マヒ事故の後日談が報道されていた。
それによると、10日の早朝から5時間に及んだトラブルの原因は、やはり梅田駅ホームの「くし状ゴム」の、施工業者への連絡ミスによる設置ミスだった。
大阪メトロによると、10日未明に設置されたばかりの「くし状ゴム」が、誤って本来の位置より9cmも車両に近い場所に設置されたため接触したとのこと。
接触したのは始発から5番目の電車だったが、これはその車両が新しい30000系という形式で、ドアの「ステップ」の位置これまでの形式のものに比べて(恐らくはバリアフリー化のために)低かったので「くし状ゴム」に大きく接触したとのこと。
このトラブルでは新大阪・なんば間が約5時間にわたってストップし、乗客約14000人に影響が出たそうだ(狸もそのうちの一人)。
大阪メトロは「工事のデータ確認の徹底など再発防止に取り組む」と言い訳を言っているらしい。
車両の仕様が違うところに気が付かなかったということだろうか。
しかし、他の先行して工事が進んでいる駅では同様のトラブルは発生していないので、やはり『ミスでした』ということなのだろう。
いやはやモノづくりは、かくも大変だ。
©Tanu記