阪神地区にお住まいの方なら御存知の方も多いかと。
先日すずめの勧めで名古屋市千種区の『揚輝荘』の見学に行った。
その話は、また後ほど記事にすることにして。
10時半からの解説員ツアーに参加したのだが、解散後に時間があって残っている入館者に、”ちょっとだけ”オマケの話があり興味深かった。
フロインドリーブと敷島製パン、一見関連が無いと思っていた。
しかし、フロインドリーブ氏。
ドイツで生まれ、パン職人として従軍後に中国でパン屋を開業。
直後に勃発した第一次世界大戦徴兵されて捕虜となり名古屋の収容所に収監された。
開放後も名古屋に残った。
製粉所から米騒動を機に、パンを米の代わりの主食にしようと創業された敷島製パンの技師部長として、2年間働いたのち、1924年に神戸で、パン屋を開店し順調に拡大。
第二次世界大戦で店舗を全て失ったものの、やがて再建。
1955年にフロインドリーブを設立したのだった。
名古屋のスーパーにパスコの菓子パンの種類が多いのも納得。
神戸のフロインドリーブとパスコのルーツが同じだったとは、知らなかった。
名古屋と阪神地区は意外なところで繋がっていたのだった。
フロインドリーブが懐かしくなったら、パスコの超熟を買おう?
名古屋土産は『なごやん』を買おう( ̄▽ ̄)。
©️Tanu記