阪急・阪神電鉄に続いて。
大阪メトロが8月10日に発表したところによると、
『鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、バリアフリー化の促進に取り組みます~2025年度までに可動式ホーム柵(ホームドア)全駅設置、2026年度以降のエレベーター ルートの複線化促進』とのこと。
こちらも同じく2021年12月に国が創設した『鉄道駅バリアフリー料金制度』を活用するそうだ。
そのため切符の料金は、同じく2023年4月1日から一律10円の上乗せ。この上乗せ分を、ホーム柵や、バリアフリー化の整備に使うとのこと。
大阪メトロがホーム柵や、バリアフリー化の整備に見込む期間は、とりあえずは2036年度まで(その後も継続予定)。
それらに要する費用は1454億円。バリアフリールートの複線化のためのエレベーターは地下駅が多いので高額になるのだろう。
この上乗せで、そのうち約748億円を賄う予定。
資料によると、ホーム柵設置率は高くて133駅中76駅(57%)で整備が完了している。
コレを2025年度末に100%にする予定。残るは堺筋線,四つ橋線,中央線,谷町線だそうだ。
狸は通勤に大阪メトロを利用することが多いが、御堂筋線が主なのでバリアフリー化は結構進んでいると思っていた。
安心安全は、タダではないということか。
©Tanu記