すずめが不在の週末にパンを焼いた。
焼いたとは言え、永らく我が家に有る(2008年製)パン焼き機に材料を入れてスイッチを押すだけの簡単至極な、お仕事である。
作ろうと思ったきっかけは、すずめが不在になるに当たり色々と食材も買い置きしてくれたのだが、その中の豆腐の消費期限が切れてしまった。
大幅に超過したわけではないので、なにかに使おうと思って(冷奴はあまり好みではないので)思いついたのが『パンに豆腐を混ぜて焼いてみたらどうだろうか』だった。
思いついたら面白くなり、やってみた。
まずは強力粉。
豆腐は75〜85%が水分ということなので、大豆粉をこれだけ入れたと考えて量を計算すると215g。
豆腐の大豆粉相当分は35gで水分が130g。
残りの水分はコスト度外視の牛乳50gで補うことにする。
油脂は、これまたコスト度外視のグラスフェッド無塩バター15gにした。
バターとミルクを使ったのでスキムミルクは入れないことにする。
砂糖17g、食塩5g、ドライイースト2.8g。
これらを入れてスイッチ・オン!
さて、5時間後に出来上がりを見ると中心部が凹んでいた。取扱説明書を読むと、これは水分が多かったことを意味している。
格好は悪いがコスト度外視の材料を奢ったおかげで、クリーミーで美味しい食パンができた。
試食したすずめが『なかなか美味しいじゃん』と言ってくれたのが嬉しかった。
また作ろう。
©Tanu記