狸は流行には乗らない派なのだが。
月曜日の夕方、会社で仕事をしていると何だか喉に違和感があった。
少し前にも同じようなことがあり、仕事を早めに切り上げて内科で検査してもらったところ、インフルエンザでも新型コロナでもなかった。
その時は『喉の痛み止めに』と、ロキソニン(ロキソプロフェン)が処方された。
今回はその時よりも症状が軽かったので、そのまま帰宅。
いつものように、すずめと夕食を食べて、シャワーを浴びてベッドに潜り込んだ。
(パソコンで何か作業をしていた気がするのだが記憶が飛んでしまっている)
激しい寒気に襲われて目が覚めた。
まだ寝てから、さほど時間が経っていない真夜中の一時。
何度か、ゴソゴソ動いていたら、すずめが目を覚ました。
『どうしたの?』
『悪寒がして震えが止まらない』
『え゛〜っ』と、すずめが飛び起きて毛布と麻黄湯と水を持ってきてくれた(と思う)。
体温計で熱を測ると38℃を軽く超えて39℃に届こうとしていた。
大阪にいた時の主治医の先生が『普通の風邪では38℃は超えません』『超えるのはインフルエンザとか感染症とかの時ですね』と言っていたのを思い出した。
これはヤバい。
その後、麻黄湯の効果で這うように、トイレに何度か行き、その度に体温を測るが上がる一方だ。
明日は会社は無理だな、コレは。
©️Tanu記