第2日目、3日目。
熱は少しずつでも下がってきて、お粥を食べられるようになった。
しかし喉が猛烈に痛い。
唾液を飲み込むたびに激痛が走り寝ていても目が覚めてしまう。
解熱剤を飲めば平熱近くまで下がるので仕事の方も何とか金曜日で追いついた。
狸の方は、少しづつ快方に向かっている感じになった。
ところが、やはりと言うか残念ながら、すずめが1.5日遅れて発症。
老老介護ならぬ病病看護の体制に移行する羽目になった。
とは言うものの幸い狸が発症した日に、すずめが大量に惣菜を作ってくれていたので、狸には食いっぱぐれの心配は無く。
リモートワーク仕事をしながら、すずめの水分や薬の心配を時々するだけ、後は全粥を作ると言う簡単な役割だ。
すずめは狸の症状を丁度後追いしていて、狸の3日目の夜にピークが来た。
4日目は喉の痛みもだいぶ治った。体温も平熱に。
一方すずめは、まだまだベッドから起き上がれないので、玄米粥を作って食べてもらったり、洗濯をしたり。
土曜日だが狸は、まだ自主的に家にいなければいけないので、旅行系YouTubeを見たりして過ごす。
5日目は喉の痛みも無くなり回復した状態に。
ただし倦怠感があって、やる気が出ない。元来ものぐさの狸だが、それとは違うようだ。
©️Tanu記