インフルエンザの予防接種を受けてきた。
主治医の先生の勧めで、新型コロナウイルスに若干の効果あるかもしれないと期待してのことだ(もちろん効果が認められているわけではない)。
施術料は3400円だった。
毎年受けなければいけない気もするが、最近は何となく受けそびれていて、2015年のシーズン以来だから5年ぶりだ。
この間にインフルエンザに罹ったかというとNOだ。実は狸は生まれてこの方インフルエンザ(古くは流感)に罹ったという自覚がない。
『38℃以上の高熱が有って関節が痛む』という症状になったことがない。風邪をひかないわけではない、むしろ子どものころはよく風邪をひく方だった。
何度か38℃以上の熱が出たこともあるが、病院に行って検査を受けると陰性だった。
新型インフルエンザで騒がれた年があった。狸家でも年末年始の休みに、おもち→にゃんこ→すずめ、の順番に罹患して倒れ、休日救急医療機関に何度も行ったりして看病に明け暮れたが、ついに狸だけ罹らなかった。
特殊な防護をしていたわけではない。頻繁に石鹸でシッカリと手を洗ったくらいだ。
『何故なんだろう?』と開業医の友人に聞いてみたことがある。すると『運がいい』か『罹患しても症状が出ないか軽い可能性が高い』らしい。
新型コロナウイルスも症状が出ない人が80%いるらしいが、狸もその類かもしれない。しかし油断しないようにしよう。
アライグマのように手を洗おう。
©Tanu記