コロナ禍後は、なるべくラッシュ時の電車には乗らないようにしている。
しかし大阪メトロは行きも帰りも結構混雑している。
ふと壁を見ると『定員140名』とか書いてある。
軽自動車に5人乗ったら定員オーバーだ。
飛行機やバスも同じ。
じゃぁ、なんで電車はギュウギュウ詰めでもOKなのか?
混雑率〇〇%とか定員オーバーの証拠も上がっているというのに。
調べてみた。
どうも『危険性がないので黙認されている状態』のようだ。
電車にも座席の長さや床面積などをもとに定員」が設定される。
これは乗客にとって快適な乗車人数の目安を示すもので、安全上の観点から、これ以上乗ってはいけないという意味での『定員』は存在しないらしい。
『賞味期限』と『消費期限』みたいなもの?
鉄道営業法が適用される新幹線も同じだそうだ。
鉄道営業法15条2項には『空席がなければ乗車してはいけない』と読める条文がある。
しかし、これを守ったら守ったで大変だ。
ラッシュ時の大阪メトロ御堂筋線に座席の分しか乗れなかったら、ホーム上は人が溢れて返って危険な状態になるかも。
定員には『立席』と『座席』がある。立って乗っていても『席』なのだ。
どうも、狸が乗っていた『空席』は『立席』のようだった。
やはり『座席』のほうが良いなぁ。
©Tanu記