新型コロナ感染症のワクチンの1回目の接種をした。
副反応は注射した腕が痛いくらいだったが、長い間動かしていると疲れてくる。例えばパソコン操作などでも、だ。
まぁ狸の場合は、ほぼ次の日だけだった。それでも接種日と次の日は仕事に多少影響が出る。すずめも接種の次の日には、料理を休んでもらう予定だ。
しかし世の中には腕が痛いと困る職業の人もいるだろう。例えば楽器を演奏する音楽家やコックさん。
狸は有ることを思い出した。こどものころ、冬に薄着で遊んでいると『風邪を引いて、お尻に注射してもらわないといけなくなるよ!』と言われたものだ。
そこで逆に思いついた。次の日に腕が使えないと困る人は、お尻や太ももの筋肉に注射してもらってはどうだろうか?
『そんな人いないだろうなぁ』と思ってググってみたら、ちゃんといたのである。しかし種々の理由で、腕以外への接種は、あまり勧められないとのこと。
まず、お尻の場合は皮下脂肪が厚いので筋肉に達するためには長い針が必要(こどものころに恐れていた注射の針が長い理由がわかった)。加えて、お尻への注射に慣れている医師が少ない、などがあるそうだ。
スポーツ選手などで腕への接種が困難な場合は太ももにするそうだが、腕と違って慣れていないので細心の注意が必要。
等の理由で時間もかかるし、器具も必要になる。
順番に並んでいる人のことも考えると、素直に腕に接種してもらうのが良さそうだ。
では2回目を待つとするか。
©Tanu記