今年も確定申告の時期になった。
花粉とともにやってくるという印象だ。梅の花とともに、という粋な言い方もあると思うが。
狸は相当昔から、たぶん30年前くらいに初めて家を買ったときに『資金についての税務署からのお尋ね』みたいなのが来てから、ほぼ毎年欠かさず励行してきた。
はじめのころは勝手もわからず、いきなり税務署に聞きに行ったり、そのうちに『税務申告相談会』なるものがあるのを知って相談してから行くようになり、必要書類を整えて書ける書類は書いて持っていくようになり、少しづつ進歩してきた。
無論しがないサラリーマンで高額納税者ではなく、家のローンや家族の医療費などで少しでも税金を戻していただこうとの思惑だ。今はふるさと納税分が加わった。
5年ほど前からは税務署に行かなくても家のパソコンで済むようになり、昨年からはついに領収書の束(医療費がたくさんあるので。。。)も提出せずに保管しておけば良いことになった。
はじめの頃は早朝から列に並んで一日仕事。すずめと『今日のお昼ごはん代はもらえるかな〜?』などと半ば本気の冗談を飛ばしながら参加していた。
そんな過去を思うと、暖かい家のパソコンの前で2~3時間うんうん唸れば済むなんて夢のようだ。最近は年金生活である、すずめの御両親のものも含めて3人分、今年も出来上がった。
肩の荷がチョット降りたなぁ。
©Tanu記