120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

名古屋と餡

名古屋というと。

『エビフライ』『きしめん』『手羽先』『味噌煮込みうどん』などなど、美味しいものが、どんどん思い起こせる。食べ物が美味いのは大阪だけじゃないのだ。

和菓子好きの甘党の狸にとっては食間のおやつも大事で、そこで名古屋というと餡だ。『小倉マーガリンパン』『あんバタートースト』。今や大阪の百均でも売っている『しるこサンド』。これらは愛知県が発祥だ。

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では、なぜ名古屋とその周辺がアンコなのか? と言うとイマイチよく分からず。大戦後に名古屋に移り住んだ狸の両親も甘党で、特に母は大のアンコもの好きだった。

調べてみると、江戸時代の茶の湯文化の影響が考えられるのだとか。尾張地方では江戸時代末期頃から茶の湯が流行し、茶を楽しむ習慣が庶民まで広く浸透していたという。

その昔、尾張西部では、お百姓さんも野良作業の休憩にと野点で、お茶を楽しんでいたそうだ。お茶には甘いものがつきもの、というわけで今では名古屋地区の和菓子を扱う店の数は全国でもトップクラスということだ。

あらゆる物資が極端に不足していた終戦直後でも名古屋では砂糖が入手可能で、あんこを使った和菓子も作られていたらしい。青柳と並んで有名な大須のういろうもこの時期に創業している。

名古屋で食べに行った、小倉トーストの話は次回にしようと思う。

©Tanu記