狸は北大阪急行をよく利用する。さらにそのまま大阪市内へ行くことが多い。
半年ほど前は通勤定期を使用していたが、新型コロナウイルス感染症対策で在宅勤務が増えて、勤めている会社の通勤補助が月度定期券分から月末締めの(出勤日数×交通費)精算に変更になったので回数券に変えた。
北大阪急行と大阪メトロ御堂筋線は直通で乗り入れていて別の路線という感じはしないが、ICカードや切符なら江坂駅で一度降りてからまた乗って市内に向かっても同じ値段だ(以前記事にした一部の例外を除く)。なので、狸は北大阪急行江坂駅までの回数券と大阪メトロの回数カードを別に買っている。
先日買い物をしたあと江坂駅で北大阪急行に乗ろうと思ったら回数券が切れていた。買おうと思ったら北大阪急行の回数券を扱う券売機が故障中。
ご存知かもしれないが江坂駅の改札は南北端にある。『回数券を買うためだけに、わざわざ反対側の改札まで行くのもなぁ。でも1回とは言え割高?な料金を払うのも悔しい』
そう思って駅員氏に『回数券を買って北大阪急行に乗りたいが券売機が壊れていて困っている』と聞いてみた。
すると『このまま(無券で)乗って降車駅の駅員に言って下さい。知らせておきます』とのこと。降車駅の駅員’氏に『江坂駅から連絡が来ていると思いますが…』。
『狸様ですね?』
簡単な確認の後、駅員’氏が券売機で回数券を買ってきて自動改札の操作をした後『減数処理をしました』と言って、残り10回分の回数券を渡してくれた。
回数券は特殊な場合は降車駅でも買えるのだ。駅員氏に聞いてみてよかった。
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