大阪メトロの『「純喫茶めぐり」キャンペーン』のリーフレットに紹介されていた、なんばにある純喫茶の『アメリカン』に行ってきた。
昭和21年創業。お元気だった頃の、料理研究家の小林カツ代さんが記事にされていた店でもある。
店に入りレジのところにいた女性に話を聞くと『母の代に良くいらして、そこの席に座ってらっしゃいました』と、教えてくれた。
『母の』ってことは現社長?すごい人と話したなぁ。
店の中は小さなテーブルと椅子がみっちり詰まった機能的な配置。『奥のほうが空いてますよ』と教えられて、すずめと席についた。
ホットケーキとビーフカツサンドと濃いコーヒーが美味しいという話だったので、それぞれセットでいただくことにする。
コーヒーは確かに濃いが、濃すぎるでもなく美味しかった。
ホットケーキは、ふわふわでシロップがたくさん染み込むタイプ。そのシロップは自家製でカラメル様ではなく透明のもの。
ビフカツサンドは一口サイズに切ってあって、サクサクした歯ごたえでホットサンドのようだった。
お味も良いが、お値段も良くて、ホットケーキのセットが1000円、カツサンドのセットが2000円。なかなかである。
すずめが食べてすぐに席を立とうとするので『喫茶店は席にいる時間も値段のうち』と言って、少し粘った。
久しぶりに純喫茶に行って思い出したが、昔からの喫茶店はタバコ臭かった。。。
©Tanu記