モスクワの地下鉄で気がついたこと。
・エスカレーターのスピードが速い。
日本の2割増しくらいのスピードに感じる。駅が地下深いところに在ることが多いからかもしれないが、お年寄りが上手く乗るのは大変そう。長くてスピードが速いからか安全?監視員がいる。有料道路の料金所みたいなBOXに入っている。見ているだけで他の仕事は無いらしい。
・地下鉄(と駅)がうるさい
電車のモーターの音が半端なく大きくて、新型?と思われる車両も大して静かじゃない。モスクワの地下鉄に比べると北大阪急行の新型ポールスター号は図書館並みの静かさと言えるくらいだ。
これだけ車内がうるさければ、車内で携帯電話で喋る人もいないわけだ。うるさくて聞こえない。
車内のうるささに拍車をかけているのが窓を開けること。ヒーターは装備されているがクーラーは装備されていない車両もあるので窓を開けるらしい。
・加速が急
とにかく全力で加速しているようで、あの阪神電車の弾丸加速も穏やかに感じられる。
乗り心地が悪い。縦にも横にもよく揺れる。どこかにつかまっていないと疲れるが、困ったことに吊り革がない。
・網棚が無い
荷物は床に置くか担ぐか。網棚に置いても盗まれないのは日本だけ?
・時刻表が見当たらない
K君によると5分も待てば直ぐに次の電車が来る。朝から夜までこの間隔なので時刻表はいらないのだとか。
・ドアが強力
開くのも速いが閉じるのも速い。日本の電車のように閉じる寸前で閉じる速度が遅くなったりしないで『バーン!』と閉じる。強そうで挟まれたら痛そうだ。だからなのか駆け込み乗車をする人は見かけなかった。
もうすぐK君の家の最寄り駅だ。
©Tanu記