今日は月曜日。モスクワにも朝のラッシュが有る。特に道路の渋滞は大変なので『地下鉄で僕のマンションまで来て』とK君。
旅先でラッシュに会うのも嫌だし、K君も寝坊なので10時ごろホテルを出発。ホテルの近くの地下鉄駅は、宇宙飛行士記念博物館の直ぐ側にある。入り口は円形劇場のような面持ちでデザインが面白い。
モスクワの地下鉄は均一料金。いくら乗っても同じ料金で、しかも100円ちょっとと安い。切符を自販機で買うと入り口にだけゲートが有る。
切符は2回券というのが有るので、それを買って乗ることにした。まず狸がゲートを通って入場、ココまではスムーズだった。次にそのチケットをゲート越しに、すずめに渡して、すずめが入場しようとしたらゲートが開かない! 駄目だもう一回買おうと思ったその時、すずめが入場ゲート監視員のおじさんに何やらアピールしていたかと思うと、ゲートを開けてもらって入ってきた。
『なんて言ったの?』『チケットが働かなくて夫があっちにいるの、ってブロークンロシア語で言った』『それで入れたの?すげぇ』
ともかくホームにたどり着いて地下鉄に乗る準備は整った。途中で一度乗り換えれば着くので何とかなりそうだ。さあ、電車がホームに入ってきたぞ!
©Tanu記