6月の満月をストロベリームーンと呼ぶのだそうだ。初めて知った。もちろん正式な天文用語ではないようだ。2017年ごろからネットで広まるようになったのだとか。
もとはと言うと、アメリカの木の実などを採取していた先住民族が『何が取れるころの満月』というように、毎月の満月に名前をつけたのが由来だという。別に月の色がイチゴ色なわけではない。
報道では『イチゴ色の…』と言うものもあった。確かに6月(や、7月)の満月に関して言うと、南中高度が低いから(大阪で35度くらい)地平線から顔を出してから、赤みがかった時間が長いので、赤味がかって見えるかもしれない。
今年、大阪は梅雨入りが遅くて、まだまだ良い天気だったので件のストロベリームーンが良く見えた。
その月をスマホで写してみた。
目で見るよりも少し白っぽく写っている。近くにある木星も一緒に収めてみた。月が明るいのでゴーストが木星のように縞々に見えているが、本物の木星はその右側の小さな点がそれ。木星も単独で見る分には明るいが満月に比べると小さく見える。
和暦では夏至の頃は皐月だ。田植えの終わった田んぼや菖蒲とともに皐月の月を眺めてはいかが?
©Tanu記