『ブラックホールの写真が撮れました』との報道がなされた。『えっ?ブラックホールって、写真に写るの?』っていうのが素直な感想。
あまりに重力が強すぎて光でさえ出てこれないので真っ黒。従って見えない。それがブラックホール。
ところがブラックホールに引きずり込まれていく物質が放つX線などの電磁波を、地球上の各所にある電波望遠鏡をネットでつないだ仮想超超凄い電波望遠鏡で見ると、本当のブラックホールは見えないけど、電磁波が放出されている限界までは見えるから、ドーナツ状に写るということだ。
https://www.gizmodo.jp/2019/04/what-we-learned-from-the-first-black-hole-image.html
ブラックホールを実際に見れたことで、アインシュタインの相対性理論の正しさが補強されるという。ということは相対性理論を元に築き上げてきた現代物理学の正しさも補強されるというわけだ。
だからといって狸の日常生活や、あるいは御座候の餡の量が増えるわけではないが、新技術を駆使することによって発見されたということに、ワクワクするのだった。
©Tanu記