買ってしばらくは通勤と、高速で小1時間ほどのところに1人で住んでいた母の様子を見に行くのが主なドライブ先になった。
大阪に転勤して来て昔からのツーリング仲間にも会うようになって、時々北摂の山の方へも足を伸ばした。
夏になるとハイオクを入れているのにノッキングすることがあるのに気が付いた。原因の一つはガソリンスタンド。
JISでも決まっているが、ハイオクガソリンとは言えども全てが100オクタンとは限らない。幾らかの巾が許されている。 この段階でノッキングしやすい銘柄が何となくわかった。ノックコントロールが付いているのでエンジンに悪影響は無いだろうが、いい気持ちはしない。
もう一つの要因は、外気の温度が高いので吸入空気の温度も高いことが上げられる。 これは走り屋のパーツで外気をダクトで導くものがポピュラーだが、あまりそれっぽい改造はしたくないので、あれこれ考えることになる。
Sの純正の吸気ダクトはラジエターのすぐ上の中央からやや右寄りに付いているが、どう見ても温まった空気を吸っていそうだ。そこで知恵を絞って?コストもかけずに、もう少し冷たそうな空気を吸う方法を思いついた。
エアクリーナーケースに付いているダクトを外して、上下逆に付けると大して労なくして取り付けられて、しかもノーマルの位置より外側の少し冷たい(ように見える。自己満足)空気を吸うことができるのだ。
気温が下がったからか、ガソリンが良くなったからか、はたまた吸気ダクトが効いたおかげか、ノッキングはしなくなった。
©Tanu記