狸は『これを食べてはいけない』という禁忌食材はないのだが、アレルギーや主義や宗教上の理由などでいろいろな食品を口にしない人もいる。
25年ほど前から国際交流とボランティア活動、こどもたちの情操教育?を兼ねて、時々ホストファミリーをやっている。宗教上の理由などで食べてはいけないものが有ることは一般常識的には知っていたが、イスラム教の方が我が家にホームステイするとなったときに初めてハラールの考えを知った。
当時はハラールの食材は地方都市に住んでいたこともあり、なかなか見つけられず苦労した。ゲストと一緒に買物に行って見てもらったりした。
スーパーでヒジャブを着用している女性に話しかけて『これはイスラム教の方も食べられますか?』などと聞いたこともある。
最近は敷居が低くなった。業◎スーパーへ行くと、ハラールマークの付いた輸入の鶏肉やブイヨン(豚肉由来のスープは駄目なため)、菓子類(豚肉由来のショートニングが使われていると駄目)が、いっぱい売られているからだ。
そんな縁と、すずめの不断の?研究により我が家のハラール食品での惣菜メニューも豊富になったので、『イスラム教の方のホストファミリーに困った際には狸さんの家』となっているかのようにゲストが増えた。
今年も最初はマレーシアの方が来る予定だ。異文化を楽しもうと思っている。
©Tanu記