120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

思い出のクルマ〜プレリュードXX、その3

 

『高温時の事例はまた明日。』と言っていたが、3日過ぎてしまった。それでは、高温時のエンジントラブル。

まず、熱間再始動(ホットリスタート)が極めて悪い。

例えば、夏場に高速道路を走ってサービスエリアに入り、WCとちょっと飲み物飲んだりして30分くらい停まっていたとする。するとその後のエンジン始動が厄介だ。

セルモーターを10秒位回す。スターターを回し続けるとよろしくないので、一旦休憩。また回す。これを3回位繰り返して、ようやく『ボコボコ』っとエンジンが始動するという具合だ。

原因はエンジンの後ろ側に隠れているキャブレターが停車中にエンジンの予熱で暖められてキャブレター内のガソリンが気化して始動時に吸い込まれるためオーバーリッチでかからない。気化したガソリンがなくなるまでじっと我慢が必要だ。

つぎに、パーコレーションが起きやすい。

これもエンジンルームが暑いことに起因するのだが、ホットリスタートと同じ理屈で、今度は走行中にガソリンが勝手に気化して出てくる。

コーヒーを入れる用具にパーコレーターというものがあるが、それと同じ。ガソリンが沸騰してしまうのだ。勝手に気化したり、沸騰して泡になって詰まったり、エンジンに正常なガソリンが送られない。

高速道路だとサービスエリアから出て加速しようとした時に、この症状が出るとアクセルを踏んでもスピードが出ないばかりか、逆に失速してしまったりして極めて危ない。

他にもガソリンタンクの中に繊維状のゴミが入っていて燃料ポンプが詰まってしまったり、低ボンネット高が悪さしたのか、スロットルケーブルがボンネットの裏に擦れて破れてきたり。

格好だけで買ってはいけないな、と教訓を得たのだった。

©Tanu記