120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

思い出のモーターサイクル〜XL883

BMWのR1100GSに乗っていて、すずめにもBMWに乗ってほしかった。

しかし当時一番軽量でシートの低いF650GSのローダウン仕様を試乗しに行ったが、すずめは全く足が届かず乗せるのを断念。

夫婦で全く毛色の違うバイクに乗ることもないかと、すずめがXL1200Sを買ってしばらくしてから、ハーレー屋の親父に薦められてXL883を購入した。よく考えると自分のものとしては、学生時代に買ったVT250F以来の新車だった。ちょっとだけ贅沢して100周年記念モデルにした。

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納車の日が来た。その帰り道クラッチバーが外れた。ハーレー屋の親父に迎えに来てもらって直して帰る道で今度はミラーがぷらんぷらん。これは自分で直したが、全くもぅ、新車なのに、である。田んぼの中のコーナーを気持ちよく曲がったら、ステップが接地。『失敗!これはもう返そうか?』の初ハーレーだった。

低速はギクシャクするし、クラッチは重いし、ブレーキは思いっきり握らないと効かないし、ニュートラルは出ないし。機械としての出来は60点、合格スレスレだ。

けど、すずめが言うように農道の直線をのんびり走るのは楽しいし『これ、ハーレーですか?』と一目置いてもらえる。要は信号のない高速か田舎道を走って、停めた時に『ハーレーだ』と解ってもらえるようにすればよいのだ。

間違えても峠を攻めたり、近所の買い物に出掛けてはいけない。そういう事には向いていないヤツなのだから。

©Tanu記