XL883を購入して、すずめのXL1200Sとハーレーの2台体制になった。『ハーレーが好きなんですね』と言われたことも有った。が、とんでもない。狸はモーターサイクル好きだが、ハーレーだけは乗らないだろう、と思っていた。
理由は故障が多そうだし、コーナーリングに向かなそう、の2点。なので、すずめに合わせてハーレーを買う時にスポーツタイプ?のスポスタにした。
納車されて、庭先ですずめとこどもたちとハーレー2台で写真を写して『クラブハーレー』に投稿したら掲載された。直線をのんびり走るのは楽しい、という言葉が新鮮だったみたいだ。
納車後は、すずめのXL1200Sのリヤショックとスポーツシートを移植(なぜXL1200Sのリヤショックなどが余ったかはまた別の機会に)、クラッチレバースプリング(軽くするための)を取り付けて、少しカスタマイズした。
購入して2回目の車検を過ぎた頃に大阪に単身で転勤になった。結局すずめのXL1200Sと、お揃いででかけたのは近所のカフェや隣町のハーレー屋くらいだった。
不動産屋がモーターサイクルの知識がなかったことにつけこみ、自転車置き場に置かせてもらうことに成功し、大阪に持っていった。
この頃から故障が発生しはじめた。まずは定番の点火系、イグナイター。次にこれまたよく聞く充電系、レギュレーター。が相次いで昇天。
やはり信頼性がなぁ、と実感したのだった。
©Tanu記