入社して10月に栃木県にやってきて、職場の友人もできた。
当時CB750FBBを持っていたが、町中をチョロチョロ走るにはちょっと大きかったのと、朝は寒くて(10月でも朝は霜が降りる日もある)暖機に時間がかかるので、原付二種が欲しいなーと思っていた時に、友人が錆々だけど動くからXL125Sをあげると言ってくれたので、税金と自賠責保険だけ払ってもらってきた。
確かにサビサビ。これ、動くの?という感じだった。年式はわからないが、タンクの色から1978年10月発売の初期モデルと思われる。
くれた友人は学生の時からの林道小僧だったので、年式の割にはずいぶんくたびれた感じだった。しかしちゃんと走るし、6速にすると全然加速しないけど燃費は驚くほど良くて、サスが柔らかくてストロークも(当時としては)充分あるので楽ちん。シート高が高くて前がよく見える。町中走行はやはり原付二種だね、と納得したものだ。
ガソリンタンクを何回か満タンにしたころに、本当に動かなくなってしまって、短い付き合いを終えた。オフ車はこれとXL80S、R1100GS(ともにオフ車とは呼べないかもしれないが)くらいしか乗っていないが、また乗るのもいいかな?と思っている。
©Tanu記