120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

バインミー

バインミー(bánh mì)をご存知だろうか。

にゃんこ達と何度かランチで行ったベトナム料理店で、狸はフォー(ベトナム麺)くらいしか頭になかったが、すずめはメニューに『バインミー』というものがあり、一度食べてみたいなと思っていたらしい。

昨年だったか、箕面市の国際交流イベントにフラッと行ってみたら、各国留学生の屋台が出ていて、ベトナム人留学生のところにバインミーがあり、食べてみた。

その時の感想は『パンが固くて食べにくい。中に挟まれている具の匂いが強い。』だった。

ベトナム語でパン(多くはフランスパンのこと)をバインミーと言うらしく、そのパンに具を挟んだファストフードのこともバインミーと呼ぶ。

フランスの植民地だったベトナムのパンはフランスパン。だから日本で作るときもフランスパンで作ったのだろうが、ベトナムのフランスパンは米粉を入れてふんわりした食感らしい。

ja.wikipedia.org

そこで、すずめが研究? して、食パンの耳で作る手法を編み出した。

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食パンの耳は外側はほどほどに焼かれていて中はふわふわ、汁気があっても破れない。オリーブオイルを塗った耳を2枚使ってローストビーフと好みの野菜、ミーゴレンのタレで少々味付けした具を挟んで、半分に切れば二人分バインミー狸家風の出来上がり。

バナナとココナツミルクで、トロピカル風フルーツサンドも美味しい。

夏の夕食にいかが。

©Tanu記

普通免許取得記念日

先日、狸の普通免許取得記念日だったらしい。”らしい”というのは、自分がSNSでそんな話をしていた記録が有ったから。

そうかと思って免許証を取り出し改めて眺めてみると、たしかに普通免許を取得したのが先日だった。

新型コロナの影響でクルマ通勤が認められているものの、最近はクルマに乗る機会が随分減ってしまったが、指折り数えると20歳で免許を取得してから、人生の3分の2くらいの期間クルマに乗っていることになる。

免許の上ではベテランドライバーだが、あと何年クルマやモーターサイクルに乗れるだろう。S2000スーパーカブ、どちらが永く乗っていられるだろう。

当ブログの題名通り120歳まで生きるとして、人生の半分は免許を持っていたと誇らしげに言いたい。すると80歳までは所持していないといけないが。

最近は夜間や雨天の運転時は以前にも増して気をつけて運転するようにしているが、クルマのどこかを擦ってしまったり、車庫入れが一発で決まらなくなったら、寂しいけれど潔く運転を諦めるべきかもしれない。

周りの先輩ドライバーを見ると、そう思えてくるのだった。

©Tanu記

祝、御卒業

昨日、狸の職場の先輩、N氏が御卒業(定年退職)された。

狸の会社は60歳以降は半年ごとに退職時期を選ぶことができて(辞める前年の誕生月に決めなくてはいけないが)、最長65歳まで働くことができる。

そのN氏は大学卒業後、他の会社に数年務めたあと弊社に中途採用で入社されて37年、ほぼ営業畑を歩いて来られたそうだ。

単身赴任が長く、2年前に奥様の体調を考え一度は早めの退職を考えたが、N氏の自宅に近い狸のいる職場に転勤することが決まり残られた。

狸が担当している地域で、その昔、営業担当をしていたので顔が利き、地元の美味しい店をよくご存知で、一緒にでかけた時は教えてもらったりもした。

さすが元営業マン、話やコミュニケーションに長けていて、そちらは狸は全く駄目なので勉強になった。

新型コロナ対応で在宅勤務が多くなり、また、会社主催の飲み会禁止で歓送会もできなかったが『いつでも飲みに来ますよ』と笑い飛ばしていた。

奥様は転勤前に亡くなってしまったそうだが『一人でクルーズ船に乗ろうかな』。『退職前の在宅勤務で退職後の訓練ができた』と語り、職場の皆の拍手を浴びて退社していった。

37年間、ご苦労さまでした。ところで狸は何歳まで働くかなぁ。

©Tanu記

回転寿司に行く

先日、出社の日にクルマ通勤をした。

帰り際にすずめから連絡が入って『友達の家に行くので、帰りにピックアップしてほしい』とのこと。

会社から帰る道の途中だし、30分くらいのドライブで行けそうなので、迎えに寄って帰ることにした。

すずめは急にでかけたらしく『晩ごはんは食べに行こう』となった。クルマで乗り付けられて、直ぐに食べられる食事処で、なおかつ業務外出中に行かないところと言うと『回転寿司がいいね』となった。(外出中は生物はご法度なので行かない)

そこで少し足を伸ばしてR423とR171の交差点近くにある『大起水産』に行ってみた。平日だから空いているかな? と思ったが、もう既に3組待っていた。我々はカウンターでもテーブルでも良いので『早い方』で待っていると、5分くらいでお呼びがかかった。

カウンターは以前の半分くらいの座席数で隣の人との間はだいぶ離れている。『いつもこれくらいの間隔があいていれば良いのに』と思うくらい。

流れる寿司皿はやめているのかと思いきや、ちゃんと流れていた。普通に取って食べても良いようだ。

店の中の客も店員さんの数も以前より少なくて、むしろ混雑していなくて良いと思ったが、店の採算を考えると、これでは厳しいのだろう。

最後に、お皿の種類と数を数えて会計となるのはどこの回転寿司でも同じだが、カメラ付き端末でピッと精算してしまうのには驚いた。

皿にICチップ? それとも皿の模様の画像認識? いやぁ、機械化は進むね。

久々の寿司は美味しかった。

©Tanu記

留学生の思い出〜24人目

1998年12月、一月に2回めの留学生が来ることになった。

今回来るのはアメリカのAさん、21歳。アメリカの方だがエントリーシートを読むと、中学生の時に台湾からアメリカに移住し、高校を卒業後アメリカのカリフォルニア大学バークレー校に進学したという。

卒業を前に日本へのホームステイプログラムがあり応募したそうだ。使える言葉は台湾語、英語と。日本語もほんの少しと記入してあった。2年前に来たMさんと同じプログラムで来た。日本語は、あまりできないそうだ。

日本で楽しみにしていることは、日本国内旅行、シンガポールにいる友だちと日本で会うこと、だそう。

台湾系なので、お箸は問題ないし、ラーメンすするのも大丈夫。英語と漢字でコミュニケーションを取る。おせち料理が気に入ったようだ。

 

シンガポール人の友人を呼んでもいいか?と聞かれたので、快諾すると元旦に訪ねてきたのは、中華系シンガポール人のE君。

E君は1泊だけして日本国内旅行に旅立った。

ピアノが上手で即興でJAZZを弾いてくれて、にゃんこにも教えてくれたAさん、その後は連絡が途絶えてしまったが、どうしているだろうか。

©Tanu記

お義父さんが Sportster をお持ちであった

お義父さん(米寿)がなんと Sportster をお持ちであるのがわかった。

とは言うものの、米国製鉄馬ではなくて日本メーカーのものだ。タネを明かすとニコン製の双眼鏡『スポーツスター3 8X25D CF』だ。

この双眼鏡は狸が定期的にメンテしている、お義父さんの光学(カメラ、レンズ、双眼鏡、単眼鏡、フィールドスコープなど)機器コレクションの中にあった。

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モデル名の印字などは使い込まれて随分薄くなっているが、何とか読み取れた。8倍で口径25mm。広角で防水仕様かつスマートでスリムなダハプリズムのタイプなので、バードウォッチング向けの製品かと思う。

実際デザインもグッドデザイン賞を取得していた。重量も300gとまとめられている。

www.g-mark.org

お義父さんは鳥よりも植物なので、コンパクトな筐体が気に入って、海外遠征用に入手されたのでは?と推測する。

星を見るにはちょっと用途が違う感じだが、このデザイン何か感じるものが有るなぁ、と思ったら、選考時(2001年)のデザイナーの解説に『SF映画の宇宙船にヒントを得た、2本の円筒と一枚の円盤によるシンプルな構成による明解な造型』とある。

ははぁ〜ん、これか(フリー画像は無いようなので、各自参照されたし)。どおりで。

ja.wikipedia.org

©Tanu記

この花は?

狸ひとりで散歩にでかけた。

すずめが仕事の日だったが狸は休みを取って主治医のところへ行き、処方箋をもらった薬が出来上がったので、近所の薬局に取りに行くついでに回り道の散歩だった。

普段すずめと歩くコースから外れて歩いていると、何やら周りの草とは違う草が花を咲かせているのを見つけた。何となく自然に生えたものではない感じがする。

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五弁の花の大きさは1〜2cmくらいで、写真では白飛びしてしまっているが淡い紫色だった。見たところカタバミの仲間ではないかと思ったが、狸はそれ以上の知識は持ち合わせていない。

三角形の紫色の葉っぱが特徴的だから、ネットで調べてみればすぐに分かるだろうと考えて検索をする。すると、やはりすぐに出てきた。

shiny-garden.com

米原産のカタバミの一種だった。『トリアングラリス』というのは『三角形の葉』という意味だそうで園芸種としては紫色の葉のものが多いそうだ(原種は緑)。

誰かが球根を植えたんだろうか。15℃以上有れば花がずっと咲き続けて、強健で、放任でもよく育つとのこと。ベランダ栽培にも適しているが、ここで増えすぎて害のある帰化植物にならないと良いけれど、と変に心配してしまうのだった。

©Tanu記