バインミー(bánh mì)をご存知だろうか。
にゃんこ達と何度かランチで行ったベトナム料理店で、狸はフォー(ベトナム麺)くらいしか頭になかったが、すずめはメニューに『バインミー』というものがあり、一度食べてみたいなと思っていたらしい。
昨年だったか、箕面市の国際交流イベントにフラッと行ってみたら、各国留学生の屋台が出ていて、ベトナム人留学生のところにバインミーがあり、食べてみた。
その時の感想は『パンが固くて食べにくい。中に挟まれている具の匂いが強い。』だった。
ベトナム語でパン(多くはフランスパンのこと)をバインミーと言うらしく、そのパンに具を挟んだファストフードのこともバインミーと呼ぶ。
フランスの植民地だったベトナムのパンはフランスパン。だから日本で作るときもフランスパンで作ったのだろうが、ベトナムのフランスパンは米粉を入れてふんわりした食感らしい。
そこで、すずめが研究? して、食パンの耳で作る手法を編み出した。
食パンの耳は外側はほどほどに焼かれていて中はふわふわ、汁気があっても破れない。オリーブオイルを塗った耳を2枚使ってローストビーフと好みの野菜、ミーゴレンのタレで少々味付けした具を挟んで、半分に切れば二人分バインミー狸家風の出来上がり。
バナナとココナツミルクで、トロピカル風フルーツサンドも美味しい。
夏の夕食にいかが。
©Tanu記