亀岡市は周りを山に囲まれた盆地の都市。
周りの山からは川が流れ出て盆地の中央部で大堰川・保津川(桂川)と合流する。
と言うわけで盆地の空気の中には適度な水分が供給される。
秋から春にかけての天気が良くて風の弱い日は放射冷却現象で霧が出る。
その霧は盆地内の低地に溜まって霧の海になる。
日本に、良く似た地形で同じような風景が望めるところがある。
それを周辺の山の上から眺められるように展望台があって、ここ亀岡市では『かめおか霧のテラス』と言う名前の施設?になっている。
行ってみると本当に木のテラスだけの施設だった。
近くにゴルフクラブハウスがあって、ここに登る狭い山道は結構、クルマの往来がある。
ところで面白いのは定点観測カメラ(ライブカメラ)があって霧が出始めたのを確認してから行ける、というところ。
空振りも少ないと言うことかな。
もちろん霧が出ていなくて、展望台としても良い景色だ。
この展望台にはパラグライダーの離陸場も併設されていた。
当日は使用する人は居なかった。
この眼下が雲海になった時に飛び立てば、雄大な景色が楽しめるだろう。
©️Tanu記