自分で請けて始めたことだが、その日の業務量は通常の倍以上は、あった。
早朝から、せっせと書類と PC で格闘していると昼ごろから右腕に痛みを感じ始めた。
筋肉痛みたいな。
狸は割と左手も使えるので時々右手を休ませて、左手一本で業務をこなしていたが、夕方には右腕の肘から上が痺れてきた。
それでも何とか全部片付けて家に帰ると肩から下が激痛だった。
すずめに相談すると『鍼灸に行けば〜』と。
すずめは腰痛が有ったり腱鞘炎だったりと何かと、そこの鍼灸院に行っている。
土曜日の朝に予約して出かけた。
ここで針を打ってもらうのは3回目くらいかな。
狸は針やマッサージで一時的に回復しても、そのあと、いわゆる『揉み返し』が来て筋肉に疲労が溜まったようになるので、あまり好きではないのだ。
しかし今回は、あまりに痛いので背に腹は代えられないと。
30分の施術で『ここは来る(痛い)と思いますよ〜』『ぐぬぬぅ〜』などとお喋りしながら針の跡も、しっかりマッサージしてもらった。
流石なのは鍼を打つ前から、痛いですよ、と教えてくれることだ。
鍼灸院を出る頃には肘から上全体の痛みは肩周辺だけ、くらいに軽減されていた。
明日は寛解していると良いなぁ。
©Tanu記