腕時計を分解修理してもらった。
亡父の形見として受け継いだ古い機械式の腕時計。
何年か前に前面ガラスに欠けが有ったので交換してもらったことがある。
その時は、それが最後の在庫部品だった。
今回は急に遅れるようになって、自動巻きの継続時間も短くなった気がしてきたので、街の時計屋さんに行って相談してみた。
品番から辿ると、およそ50年前の腕時計。
スマートウォッチとは対極の自動巻きでカレンダー(日だけ)が付いているのが当時の最新。
分解修理をして直るのか、する価値はあるのか相談したわけだ。
すると時計屋さん『分解修理する価値はありますが、まず技術部門で分解が可能かどうか確認します』とのこと。
それには、メーカーの部品在庫の確認など、2~3週間かかるかもしれないと言うことだったが数日で返事があり『分解修理できます』。
ただし機械部分の部品は入手できないため清掃と調整になると言う。
それでも現在の症状は改善できる見込みが高い、というのでお願いすることにした。
およそ2週間かかって戻ってきた。
費用は、かかったが、日差は3秒くらいに収まった。
この腕時計も、防水じゃないから旅先は選ばないといけないが、まだまだ使えそうだ。
©️Tanu記