狸も、サラリーマン卒業が近くなってきた。
まだまだだ、と思っていると、すぐにその日が来てしまうので、できることを少しづつ進めておかないといけない。
狸は長らく生命保険に入ってきた。
しかし、こどもたちも独立し自分たちの家族を持つに至り自分たちも、もうすぐ年金をもらえる歳になる。
葬式代の蓄えくらいは有るし、ということで死亡時の保険金は最小で、昨今の医療事情から入院よりも退院後の保障にシフト。
そんな条件で会社の保険窓口から代理店に保険の再設計をお願いした。
Teamsでの面談を3回ほど行って提示された内容を、すずめと話し合った。
今、入っている保険よりも4割くらい安くはなる。
しかし、それでも保険金の負担は小さくない。
国民の二人に一人が癌にかかると言う今日に、保険に入る必要が有るのか?
癌は家計ではなく”長生き病”だという説もある。
あれこれ考えた結果、あと数年のサラリーマン生活の間はガン保険を半分、置いておくことにした。
少なくとも保険料は下がったので、卒業後にどうするか再検討するつもりだ。
©Tanu記