『名古屋はセミが、うるさく鳴かないのかな〜』と、すずめと話していた。
ちょうど、その日、会社へと通勤のクルマを走らせていたら、信号で停まったときに街路樹の間から、クマゼミの声が聞こえてきた。
余談だが狸は窓を開けて走るのが好き、と言うか、エアコンが嫌いなので外の音が良く聞こえてくるのだ。
大阪にいたときも、6月の終わりか、7月の初めにはセミが鳴き始めていたから、同じような始まりだ。
セミの分布を見ても大阪と名古屋では大差ないので同じようにセミの大合唱が始まるのだろう。
コドモの時に夏休みは名古屋にいた祖母の所に何度も遊びに行っていたので、セミの声は聞いているはずなのだが、意外に、どんなセミが鳴いていたか覚えがない。
祖母の家は名古屋市の下町に有ったし、今は名古屋市の街中のマンションなので、実はセミが少ないのかもしれない。
大阪でマンションに住んでいたときは近くに公園があり大量のセミが話もできないくらいの大合唱をしていた。
名古屋市内でも緑が多い、例えば鶴舞公園などに行けば、あのような蝉時雨が聞こえるのだろうか。
梅雨が開けたら、すずめと散策に出かけようか、いやぁ暑いかな。
©Tanu記