スライド(リバーサルフィルム)の修理をする。
狸世代の、さらに親の世代。
何故か、スライド写真を大量に持っている。
狸は(すずめも)コドモのころに親が写したスライド写真の映写会を楽しみにしていた。
そんなスライド写真が両家実家の家宅整理をしたことにより大量に発掘された。
『処分するにしても一度は見てみないとね』と、すずめと相談。
義父が大事に使っていた自動送り機能付きの映写機(幻灯機とも言ったっけ)を掃除して映写会をすることにした。
比較的新し目のスライドは、マウント(リバーサルフィルムを1枚づつ挟んで固定する)がプラスチック製なので大丈夫だが、古いもの(1950年代や60年代がある)は紙のマウントで糊が剥がれてしまっているものも有った。
それらをとりあえずは観れるようにしようと言うことだ。
はじめは廃棄するスライドのプラスチック製のマウントに付け治そうと思ったが、それも大変だし、義父の几帳面な字で解説が書かれている。
ということで、糊付けすることにした。
写真が隠れてしまわないようにセットして糊で貼るだけだが、こちらも目が悪くなっているので、なかなかどうして、スムースに行かない。
何とか貼り終えて見れるようになった。
写真もデジタル化されて、投影もデジタルプロジェクタの現代とは随分違う。
しかし投影してみると発色と再現性は良いものがある。
部分拡大できないのが玉に瑕かな。
©Tanu記