今年のバレンタインデー。
狸世代の方々は期待と不安の甘酸っぱい記憶が有る方もいるだろう。
狸が小学生の高学年の時には、すでにおませな女子たちはキャーキャー騒いでいた。
学校の玄関の靴箱の中が気になったが、残念ながら期待したものが入っていたことはなかったなぁ。
『聖バレンタインの日』は紀元269年から有ったそうだから、1800年近くも続いているのか。
では、いつから日本ではチョコレートを贈る事になったのか?
狸は、きっと製菓メーカーのさしがねに違いないと思っていたが、その推測は概ね当たっている。
意外だったのは庶民的な製菓メーカーではなく、ちょっと高級な洋菓子ブランドが仕掛け人だったらしいということだ。
Wikipediaによると、神戸にあるモロゾフ(ここのお菓子は美味しいよなぁ、お高いけど)が昭和11年に『あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう』という新聞広告を出したらしい。
まぁこれが日本の草分けだろう。
日本の社会現象として定着したのは1970年代後半だそうだから、我が小学校のおませな女子たちは当時、時代の最先端だったようだ。
それとは無縁の息子(孫)を不憫に思ってか祖母や母が毎年チョコレートをくれた。
加えて4●年は、すずめが安定的にプレゼントしてくれるので幸せだ。
おっと、今年もホワイトデーのことを忘れてはいけないね。
©Tanu記