『電車から降りられない』という事件? が、去る7月21日の午後9時半ごろ大阪メトロ長堀鶴見緑地線の大阪ビジネスパーク駅で発生したそうだ。
長堀鶴見緑地線は狸も通勤時に時々利用するが小型の車両で4両編成。運転士が右側に座っていて、駅は全て島式の直線プラットフォーム。
それは、なぜか。
ワンマン運転で運転士が駅でのドアの開閉も行うから。
52歳の門真南行きを運行していた運転士は、社内での事情聴取に対して『開けたつもりだった』ということだ。
ところが、ドアを開け忘れたため『電車から降りられない』という事件が発生した。
ワンマン運転でドアの開閉を行うわけだから『開けたつもり』で『閉めたつもり』の2回うっかりしたはずだが不思議と、その辺の記述はなかった。
報道によると『2年前にも御堂筋線で同様の事があった』そうだが、御堂筋線は車掌さんが乗っているので、やや事情が違う。
一日に全ての駅の全ての列車で、のべ何回ドアの開閉作業があるか知らないが、2年で2回の失敗だ。
他の路線より仕事が多くてご苦労さまだ。
乗降できなかった人は割を喰ったが、その後の運転士の処遇が心配だ。
大目に見てあげてほしいなぁ。
©Tanu記