岡山県倉敷市の南のほう、瀬戸内海に面した児島の街(倉敷市)。
すずめ曰く、そこに『児島ジーンズストリート』がある(らしい。狸は知らなかった)。
国産のジーンズ発祥の地が、ここ周辺らしい。1960年代に国内で初めてジーンズ生産を手掛けたということだ。
その縁の地で地元の繊維メーカーや児島商工会議所等による協議会が味野商店街の空き店舗への誘致活動を行って作ったのが『児島ジーンズストリート』。
そのストリートと言うか路地は、かつて児島で最も栄えたと言う、味野商店街の中にある全長400m程のストリート。
国産ジーンズを新品で購入しようとすると、それなりの出費を覚悟しなければならないが、ここで買うと卸値やバーゲン品があるので、愛好家には良いらしい。
しかし行ってみると失礼ながら、まるでゴーストタウンだった。日曜日だったにもかかわらず人通りが殆どない。
観光地らしい賑わいや、ジーンズ以外の掘り出し物を期待して行くとがっかりすること請け合いだ。
これで収益は大丈夫なのかと他人事ながら心配になるが、そこは全国各地のショップに卸しているのでOKらしい。まぁ、和製ジーンズのファクトリーアウトレットのようなものか。
興味はないと言いながら、狸もたまたまワゴンに1本残っていたパンツが、ぴったりだったのに気を良くして買ってきた。
3時間も有れば行ける所だが、次回が有るかどうかは微妙だねぇ。
©Tanu記