新年が明けて年賀状が来る。
小学生の頃から続いている年中行事の始まりだ。描くときは面倒だと思うことも有るが、やはり正月に年賀状が来ているのを見ると楽しくなる。
友人家族の変遷がわかる写真が毎年印刷してあるもの、市販の印刷ハガキのもの、一言も書き添えていないものなど様々だが、今年はチョット(かなり?)もやもやする年賀状が運ばれてきた。
その賀状の宛名には、すずめと狸の名前。裏面は周辺の四季の様子を伝える数枚の画像と、ちょっとした一言が書き添えられている。
ところが差出人が書いていない。写真にも人物が写っていない。
字体が男性っぽいのと写真の付近に住んでいると考えて狸の親戚が有力かと思ったが、そこからは、ちゃんと差出人の名前入りで届いていた。
この親戚でないとすると残り数名が浮かび上がるのだが、結局絞り込めず。最近は出していない人から年賀状が来ることは無いから、こちらから出した人の中にいるはずなのだが、さて。。。
一通り配達されるのを待つことになった。
皆さんは年賀状を出しただろうか? 差出人が印刷されているのを確認しただろうか?
狸の年賀状には必ず、すずめと狸の写真が入っているので、相手がわからないことはないと思うのだが。
©Tanu記