プリンターが壊れたのは記事にしたと思う。
狸家では、年賀状のほかには、すずめが仕事に必要な書類を作るくらいで出番があまりない機器だ。
しかし年に数回のプリンターが必要な時期がやってきてしまった。『まぁ、また普及クラスの複合機を買おう』と思ってヤマダ電機LABI千里に出かけた。
するとデモ機がズラーッと並んでいて選ぶのに困るほど。
狸家の要件は『4色インクでいい』『印刷速度は求めない』『コピー機能あり』『スマホダイレクトあり』くらいで、これらの機能がない機種を探すのが大変なくらいのスタンダード要件である。
さてどれにしようかな?と眺めていると、店員氏がにじり寄ってきて『プリンターですか』『そうです』『今買えるのは残念ながら、E社ではこの3機種だけです』『えぇ〜っ?!』
話を聞くと、もともと需要期の年度末初めにあたり、在宅勤務・在宅授業でプリンターの需要が増え、さらに輸入が滞っているため店としても売る機材が無いらしい。
その3機種のうちから良さそうなのを選んで、はからずもエコタンク式のものになった。
『インクはたっぷり入っているので毎日1枚印刷してください』などと言われて帰ってきた。
少し大柄になったが、用紙の置き場に困らなくていい(150枚入る)、インクの在庫を気にしなくても良い、というストレスから開放された。
印刷品質は壊れてしまった7年前の機種と大差なかった。
©Tanu記