新年の挨拶は年賀状から…だった。
近頃は仲間の生存確認や連絡はFacebookやTwitterなどのSNSで十分事足りているが、我々世代だとそういうものには全く関与しない人たちもいて、その場合年に一度の年賀状が唯一のコミュニケーション手段となっている。
最近『こどもが独立したので年賀状やめます』『還暦になったので…』などと言って最後の年賀状挨拶の宣言をされる方も見かけるようになってきた。
狸はものぐさがが、それでも過去に一番多かった頃は250枚くらい出していた。今年の年賀状は喪中欠礼の方が多かったこともあり、ついに100枚を切った。
元日に届いた年賀状を見ていると昨年の出来事をまとめたものあり、家族の成長の報告版あり。その中で結構な枚数を占めるのが、印刷されたハガキに『お元気ですか』『またお会いしましょう』などササッと書いてあるタイプ。
『この人10年以上おなじ文面だな』『こっちも大したこと書いてないな』などとおもうと、『来年は出すのをやめようか』と考える。
だけどやめるきっかけがなくて、また今年の年末も出してしまうんだろうけど。
『今年で最後にします』の年賀状を出すことはあるんだろうか。
©Tanu記