120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

でんでんタウンの着物屋さん

大阪の日本橋というと、かつては電気の街と呼ばれ、ジャンク屋、無線屋、オーディオ屋、パーツ屋、工具屋と、なにか電子工作をしようと思って尋ねると、素材から工作の勘所の話まで手に入る、ラジオ小僧にはパラダイスのような所だった。

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今ではアニメ・フィギアなどのホビー店が台頭して昔ながらの店は大幅に数を減らしてしまった。昔からマニアックな五階百貨店の近くに着物屋さんがある。

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すずめに『よくこんな場所の店を知っていたね!?』と聞くと『一人じゃ(怖くて)来れないから友達に連れて行ってもらった』と言う。

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すずめが来たときは恵美須町駅から歩いたらしいが、なんばの高架下を歩いて行けば涼しいので、そちらから歩いて地下鉄なんばからは15分くらい。

間口2mほどの路地にかかる商店会の看板と、なんともアンマッチな『きもの屋』さんである。高齢のご夫婦が経営されているようだ。

扱っているのは和服全般の中古やデッドストックで、男物も少し並んでいる。着物の中古を扱うお店は他にも有るが、ここはコスパを考えるとお得らしい。そう言うすずめの今回のお目当ては夏着物。

店に入ると数名のご婦人方がお店のご夫婦とおしゃべりをしながら、掘り出し物探しの真っ最中。すずめもそれに加わって、狸は店の椅子に腰掛けてウトウトしていると、夏着物の出物が有ったらしい。

『夏物ワンピースのバーゲン品の値段で!』と買い物で嬉しそうな顔の、すすめを見るのもまた、楽しいのだ。

©Tanu記