すずめと在宅勤務の日の朝の日課にしている散歩をしていた。
いつもとは違う道を歩いて少し遠くまで行った。以前すずめが言っていた小さな花があるのを見つけた。
一つ一つの花は小さくて、1cmほど。ピンクと黄色の花が金平糖と言うかキャンディーブーケのようだ。そう言えば、昔こんな飴が売られていたなぁ。
よく見ると若い花と時間がたった花は色が変わってきていて、紫陽花のようでもあるが仲間ではないそうだ。珍しい花なのかと思ったら、すずめが見かけたのはここではないという。
『こんな花、昔から有ったっけ。最近は草花をよく見ながら歩くから気がつくようになったのかな』『誰かが種を蒔いたのかな』
実は、帰化植物で所によってはとても迷惑なもののようで、『世界の侵略的外来種ワースト100』にも選定されている。
可愛い花が咲くから日本では園芸種として育てられたりしているようだ。本州のように冬は寒いところでは越冬できずにそれほど大きくならないようだが、熱帯〜亜熱帯では鳥が種子を運んでどんどん増えて『植えてはいけない花』となっているところもあるそうだ。
日本でも沖縄や小笠原に帰化しているようだ。
動物もそうだが植物も勝手に野に離してはいけないのだった。
©Tanu記