さて、栃木を出発だ。
当時はまだ北関東道も全通していなかったが、都内を通るルートは好きではないので、東北道をちょっと走って佐野インターで一旦降り、国道50号を走って高崎から関越道をちょっと走って上信越道と言うルートをとる。
現代のエンジンには慣らしは不要との意見があるが、気分的な意味も込めて各ギアを使いながら回転数は3000回転までに抑えて、加速も穏やかに走行をする。
長距離運転は慣れているが、時々パーキングエリアに入って幌を上げたり下ろしたりすると、気分転換になって良い。
パーキングエリアで駐車するときにも混雑している所は避けて端っこの方に停めた、ドアでぶつけられないようにね。
上信越道から長野道・中央道へと進む。サービスエリアで給油をしたら、ゆっくり走っていることもあり燃費を測ったら14.4km/リットルだった。
燃費を気にするクルマではないが、カタログモード燃費は11.0km/リットルだが、これを下回ることはほとんどなく、燃費を測るのを止めてしまった。
通勤に使っても燃費はほとんど変わらない。この頃ハイオクガソリンが¥180/リットルを超えていただけに、スポーツカーとは言え、経済的でよかった。
栃木から大阪まで走ったこともあり、1週間で1000km走行の初回点検を受けた。エンジンオイルとフィルターを交換してもらった。
仕事は仕方がないが仕事場まで毎日クルマで行くのが楽しかった。
©Tanu記