すずめは原付免許を取得してしばらくはイブに乗っていた。そのうち何故だか知らないが中型自動二輪免許を取ろうと思ったらしい。当時はAT限定二輪免許は無かったので、実技でクラッチを扱えないといけないが、職場へはイブで通っていて、その他に練習できる原付が必要になった。
狸とすずめの共通の知人の弟さんがCB50Sに乗っていて、まずはそれでクラッチの練習をした。いけそうだ!となったので、その後Honda系モーターサイクルショップで修行中の知人から、下取り車を斡旋してもらったのが、DAX50だった。
すずめの手元に来たのは1979年2月にマイナーチェンジしたST50M型。色々と改良されてヒップアップしたチョッパータイプのシートと、メガホンマフラーが小粋なモデルだった。色が黒しか無かったので可愛い感じにはならなかった。
エンジンはご存知カブ型なので、フラットトルクで扱いやすい(って50の4ストだから)感じだったけど、一度乗せてもらって『50のカブはこんなに遅いのか』と別の意味で驚いた。
このDAXで練習を積んで?小型・中型・大型とステップアップして取得したのだった。たいへんごくろうさまでした。
©Tanu記