トヨタ博物館に3年ぶりで行ってきた。今回の主な用件は走行披露会だった。スズキのスズライトや、ダイハツのミゼットとともに、HondaのカブF型が走るという。
ミゼットはスクーター的なハンドルとエンジンを持つ三輪車だけど子会社が作ったクルマだからまだ判るが、カブは純粋な2輪車だ。トヨタ博物館の展示車両にも2輪車は無かったのでは?と思った。同じ名古屋にトヨタ産業技術記念館があるが、そちらには収蔵されていたんだっけ?そんな具合だ。
この世に実働するカブF型なんて、ツインリンクもてぎにあるホンダコレクションホールのものだけだと思っていたから、これは貴重な機会だろうと思って出掛けてきた。
実際は雨が強くて走行披露会は中止に。しかし整備場で見学ができると言うので見に行った。
『白いタンクに赤いエンジン』の、カブF型。自転車にエンジンをポンとつけた感じのモーターサイクルだ。厳密に言うと、すずめのスーパーカブの直系の先祖ではないが、この自転車用補助エンジンの成功で、Hondaの原動力が出来たのだから先祖とも言えるものだ。
今でも登録すれば公道を走行できるんだろうか。『ちょっとそこまで』が、ツーリング気分なんだろうな。
©Tanu記