慣らし運転について考えていると、スーパーカブ110のエンジンの回転数について、いろいろ思ったことを考えてみることにする。
スーパーカブ110のスピードメーター上では4速の最高使用速度は110kmだった。このときの回転数を計算する。
4速の変速比は0.916、減速比は4.058×2.5なので、総減速比は約9.29。つまりタイヤの回転速度の9.29倍でエンジンは回っている。
スーパーカブ110の駆動輪(リヤ)タイヤは80/90-17なので一回転につき約1.8m進む。
以上の結果から時速110kmのときのタイヤの回転数は、(110×1000)/(60×1.8)=毎分1013回転になる。ということはエンジン回転数はおよそ9420rpm。このエンジンの最大出力は7500rpmで発生するから、実は最高回転数は9500rpmなのではないだろうか。
スペック・サイズ | 自分らしく暮らしを楽しむ、あなたのカブ。スーパーカブ50 / 110 | Honda
法定速度の60km前後で走行しているときは、およそ5000rpm。カフェ号で走行しているとこの速度域がとてもスムースで楽しいが、最大トルクが5500rpmで発生するからなのだと思う。
タコメーターはついていないが体感でもエンジン回転を楽しめる、カフェ号だった。
©Tanu記