モーターサイクリストを楽しんでいる御亭主の悩みは『いかにして家族を引き込むか、理解を得るか』というものが多いのだという。休日に女房・子どもを置いて一人で仲間と、またソロで走りに行くと『背中に冷たい視線を感じる』とか、ツーリングから帰ってきたら、晩御飯がオニギリ2個だったとか、まぁ色々と苦労が有るようだ。
また自分のモーターサイクルもステップアップしたいもの。狸の知り合いには一計を案じて、奥さんの無関心に付け込んで、カラーリングの似ているモデル(Hondaならトリコロール色とか)を乗り継いで、まんまと250ccから1000ccまで少しづつステップアップした猛者もいるが。
狸の場合はすずめもモーターサイクリストなのでその辺の苦労は全く無い。むしろ一緒に走るときのすずめのガイド役の方が大変かも。^^ゞ それより、にゃんことおもちに危険と安全をどう教えたらよいか悩んだ。二人とも物心が付く頃から家に複数のモーターサイクルがあったので、自分たちも乗れると思うだろうから。そこで始めたのがHondaが開催している、
だ。小学生しか参加できないが、アタマと体が柔らかいうちにモーターサイクルの面白さと怖さを身に着けておいたほうが良いだろうという発想だった。薄給の身には二人分の参加費用は少々痛かったが、
始めたときは、クラッチ・変速なしのキッズバイクから始まって、何度めかには立派にクラッチ付きも乗りこなすようになった。
こどもの順応力は大したものだ。にゃんこは学生時代に自動二輪の免許を取りに行き、乗りなれているものだから『田舎育ちだから無免許で走り回っていたのだろう』と教官に言われたそうだ。
安全教育はこどものうちから。乗せないより乗せて教える、と言う手も有るのでは。
©Tanu記