120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

タイヤ交換

愛車のタイヤ交換に行ってきた。

13年で走行距離は53000kmくらいでの交換。残り溝は車検がギリギリ通るラインで、あまり褒められたものじゃない。

新車装着はPOTENZAだった。高い剛性感とグリップは良いが、その分ゴツゴツ感とロードノイズが大きいタイヤだった。

最近は走行会への参加やワインディングを走行することも、ほぼなくなったので、今回は少しコンフォート寄りのタイヤにしようと計画した。

最近流行りのアジアタイヤも考えたが、サイズを選ぶと意外に安くないので、アレコレ迷った挙げ句に、ダンロップの『DIREZZA DZ102』にした。

tyre.dunlop.co.jp

サイズもこれまた迷ったのだけど、インチアップはせずにノーマルの17インチで行くことにした。

馴染みの販売店で交換をお願いして作業の間にランチに出かけた。タイヤ専門店ではないので、40のスポーツ系タイヤの交換は外注になるらしく3時間ほどの時間を要した。

きれいなタイヤを履いたクルマを見ると若返った(クルマが)ような気分。早速走り出すとハンドリングは、しっかりしていてグリップも良さそう。

何より驚いたのはロードノイズ。体感では半分くらいになったんじゃなかろうか。

路面から来るゴツゴツ感も少し角が取れた感じで、狸世代には優しい街乗りスポーツタイヤだと感じた。

慣らし後のハンドリングが楽しみだ。

©Tanu記

狸、髪を染める

突然、髪を染めてみることになった。 

『狸は白髪にならない』はずだったが、最近横の方の髪に白髪が目立ってきた。

『染めることになった』というのは自発的に決めたわけではないからだ。

すずめが買ったものの、キレイに染まらなかったヘアマニキュアを、すずめの髪は丈夫なので染まらないのでは?ということで、狸の髪なら(細くて柔らかいので)染まるかもしれないと試してみることになったのだ。

もっとも美容に全く興味のない狸は髪を染めたことなどなかったので、全部すずめがやってくれることになった。狸は座っているだけだ。

まずは染めるところの周りの肌が染まらないように無添加ワセリンを塗って、マニキュアを付属の櫛で塗っていく。服に着いてしまわないように上半身裸で。

そのまま15分ほど放置、というか定着を待つ。

その後まずは、手袋をはめてシャワーでお湯洗い。色水が出なくなったら次はシャンプー洗をする。その後に洗いで。ああ面倒くさい。

さて、結果は?! 全くと言って良いほど染まっていなかった。

こんなに面倒なことをしても大して染まらないなんて。やはり狸は自然が一番だと悟ったのだ。

枯れ木も山のにぎわい、ならぬ、白髪も頭のにぎわいだ。

©Tanu記

狸、パンを焼く〜続

すずめが不在の週末にパンを焼いたハナシ。

 

の続きというか実は、このハナシには前編があった。

実は1回目のトライでは失敗していたのだった。

レシピは同じで(余った豆腐を入れた)試していたのだが、ドライイーストの分量を間違えていた。

説明書には『計量スプーン小』と有ったのを料理用の小さじと勘違いした。

そのため、分量で言うと、ほぼ半分だったので発酵がまるで進まなかった。焼き上がったものを見たらとっても硬くて、パンと言うよりは『巨大なビスケット』だった。

北欧に旅行に行くと、黒くて酸っぱい固いパンがホテルの朝食のバフェットに並ぶが、もちろんそれよりも硬かった。

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仕方がないので(一人だし)北欧(ロシア)風にしようと考えて、ボルシチ(卵入り)とアリャンカのビスケットとともに夕食で頂いた。

ずっしりと腹持ちの良さそうなパンだった。見た目よりは美味しかった。

©Tanu記

在宅2年生

在宅勤務をしていて昨年の予定を見返していた。

すると会社から新型コロナ感染症対応で在宅勤務の大号令が出て、初めて在宅勤務を行ったのが昨年(2020年)の4月15日だった。

狸は、それからおよそ1年の間、一時は問答無用の会社指定の目標出社率20%をKeepして、今日までトータルで当事業所の目標出社率50%をなんとかクリアしている。

去年は、さすがの大阪メトロ御堂筋線も随分空いていたけれど、それが今では新型コロナ以前と変わらないくらいの混雑ぶり。

これでは幾度目かの緊急事態宣言の発令も無理ないわなぁ。

最初は『急に家で仕事せよと言われても…』と勝手が違って戸惑ったが、仕事を2つに仕分けをして、会社でないと不可能な仕事以外は家でできるようになってきた。

ちょうど新1年生が学校と授業に慣れるように、狸の歳になっても慣れと工夫の効果は大したものだった。

もう在宅勤務ナシの会社勤めは戻ってこない気がするが、仕事が終われば通勤時間ゼロで帰宅できるし、慣れれば結構快適だったりするのだ。

そうは言っても在宅6年生になるころには、サラリーマン生活を卒業したいなぁ。

©Tanu記

狸、パンを焼く

すずめが不在の週末にパンを焼いた。

焼いたとは言え、永らく我が家に有る(2008年製)パン焼き機に材料を入れてスイッチを押すだけの簡単至極な、お仕事である。

作ろうと思ったきっかけは、すずめが不在になるに当たり色々と食材も買い置きしてくれたのだが、その中の豆腐の消費期限が切れてしまった。

大幅に超過したわけではないので、なにかに使おうと思って(冷奴はあまり好みではないので)思いついたのが『パンに豆腐を混ぜて焼いてみたらどうだろうか』だった。

思いついたら面白くなり、やってみた。

まずは強力粉。

豆腐は75〜85%が水分ということなので、大豆粉をこれだけ入れたと考えて量を計算すると215g。

豆腐の大豆粉相当分は35gで水分が130g。

残りの水分はコスト度外視の牛乳50gで補うことにする。

油脂は、これまたコスト度外視のグラスフェッド無塩バター15gにした。

バターとミルクを使ったのでスキムミルクは入れないことにする。

砂糖17g、食塩5g、ドライイースト2.8g。

これらを入れてスイッチ・オン!

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さて、5時間後に出来上がりを見ると中心部が凹んでいた。取扱説明書を読むと、これは水分が多かったことを意味している。

格好は悪いがコスト度外視の材料を奢ったおかげで、クリーミーで美味しい食パンができた。

試食したすずめが『なかなか美味しいじゃん』と言ってくれたのが嬉しかった。

また作ろう。

©Tanu記

千里ニュータウンの『あほんだら獅子』

車検の見積もりに行ったときだ。

ちょっと寄り道をして千里中央公園にも行ってきた(駐車場・駐輪場あり)。

公園の中を散歩したかったこともあるが少し童心に帰ってみたい気がした。

この公園の南の端に体育館がある。その東側に少し小高い丘があって、その頂上にあるモニュメントが、この『あほんだら獅子』だ。

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写真では伝わりにくいが、なかなかの大物で、西を向く頭の長さが4m75cm、重さが130トンという大きな石の獅子頭である。

狸がこどものころに忽然と姿を現した(1970年に千里ニュータウンの完成記念モニュメントとして大阪府と当時の千里開発センターによって設置された5つのうちの1つ)。

クラスでも情報通の友人から話が伝わり、自転車に乗っていけば何とか行けるくらいのところだったので、数人で探検に行きその姿に圧倒された。

古い記憶をたどってたどり着いて、その姿を見た途端、力を合わせて頭の上によじ登り(こどものやったことでご勘弁を)周りを眺めた記憶が蘇った。

この獅子は『流政之』氏の作品。

ja.wikipedia.org

「すべてが難しくなり、殺気に血迷う当世の人々に笑いと明るさを与えたい」というのが製作意図だったそうだ。高度成長期の最中らしい意図だと思う。

千里ニュータウンの鬼門に当たる位置で、厄除けの意味もあるとのこと。モノレールの車窓からもチラリと見える獅子に、コロナを吹き飛ばしてもらいたいと願う。

©Tanu記

ガスレンジが壊れた?

狸家のガスレンジはビルトインコンロである。

最近なんだか調子が悪くて、3つあるバーナーのうち小火力バーナーには、すぐに火がつくが、中・大火力バーナーには小火力バーナーに火が付いてから出ないと点かないし、どうにかすると自動消火してしまうようになった。

『おかしいなぁ電池切れのインジケーターも点いていないし』

ネットで検索すると、バーナーの掃除をするとか、着火センサーの汚れを掃除するなどの項目がヒットする。

かなり気合を入れて掃除をすると、しばらくは調子が良いが、また同じような症状に陥ってしまう。この症状で検索すると着火センサーの故障などと出てくる。

いよいよレンジごと交換か?!そうなると10万円単位での出費は避けられないだろう。

ならば、その前に交換するなら自分で外して分解してみようかと思っていた。

すると、すずめが『電池減ったインジケーターが壊れた可能性はないの?』と聞いてきた。なるほど、それは盲点だった。

確かにインジケーターが点滅しないのでは電池が減ったかどうかわからない。

試しに買い置きの電池に取り替えてみたところ、何事もなかったかのように点火するようになった。

こんなところが壊れていたとはなぁ。電池の買い置きをしておかないといけないな。

すずめの鼻が、その日は随分高いように見えた。

©Tanu記