孫の写真を見ながら喋っていた。
すずめが作ってくれた野菜サラダを食べていたら舌を噛んでしまった。
舌が長いのか短いのか、狸は時々、舌を噛んでしまう。
今回は少し違う。
下の先っぽを犬歯で噛んでしまい、穴が開いたのか出血が、なかなか止まらない。
心配になって、すずめに『口内炎の薬は有ったっけ?』と聞いたが無いと言う。
ネットで検索すると『口の中や舌は粘膜が多いので自然に治ることがほとんどです』とある。
が『状態によっては傷口が塞がらずご飯が食べにくく感じたりすることもあります』とも書いてあり、今日の狸はこちらだろう。
では止血法は?
『清潔なガーゼを傷口に当てて指で傷口を摘むようにして圧迫することで出血が止まりやすくなります』
というわけで『あかんべ〜』をしながら自分の舌を摘むこと数十分。
口の外に舌を出して摘むのに、この時ばかりは舌が長くて良かった。
ようやく出血が治ってきた。
摘む指も舌も痺れてきた頃だ。
これで治らなかったら、どうすれば良いのか。
すると歯科の門を叩けば良いと言う。
歯科医は、虫歯や歯周病など病気だけでなく口内炎や口の中の傷など、口内のトラブルの専門家だと言うことだ。
知らなかった。
掛かりつけ歯科で聞いてみようっと。
©️Tanu記