週末に名古屋市美術館に行った(そのハナシは、また別の機会に)。
美術館から出たら、ランチタイムだった。
大須観音駅から美術館までのあいだに、ちょっと興味を惹く店があった。
『あの店でお昼にしよう』と、なった。
『古民家cafe たとか』だ。
若宮大通に面しているが、とても小さな、お店。
店と言っても、その名の通り古民家。
昭和25年に経営者の、お祖父様が建てられたそうだ。
お店を切り盛りしているのは狸より少し先輩の姉妹。
注文はセルフサービスで、テーブル上の注文用紙に食べたいメニューを書いて調理場へ代金と共に持っていく。
おすすめの”枯れ節ごはん(700円税込)”を注文。
ほかほか、ご飯の上に枯れ節(見た目は鰹節を大きく厚く削った感じ)。
これに味噌汁、冷奴、サラダ、香の物。お茶は深煎りの焙じ茶。
冷奴に菜の花が散らしてある。
お盆が塗りだったり、割り箸じゃなかったりと、気が利いている。
何か物足りない気もしたので、デザートを。
お皿が、イブサンローランだったり、お盆が、お祖父様が聞いておられたSPレコード(狸のは難波節だった)だったりと、レトロ感満載だ。
メニューは他にカレーや揚げ物もあるようだが、結局おすすめとデザートで満腹になった。
ここはリピートしたいね。
©️Tanu記