月面で西陽に当たって活動していたが。
ついに陽の入りを迎えて西を向いていた太陽電池に光が当たらなくなった。
そのため、また西陽が当たる、2月中旬までの間、本体の電源を切って休眠状態にするそうだ。
月の夜は2週間ほど(自転周期の半分)続くが、その間の温度は一気に下がって、およそ−170℃に。
もともと、SLIMは月の昼のうちに活動する計画だった。
そのため昼の、110℃という高温と夜の極低温の温度差に内部の電子機器が耐えられるかどうかは不明だそうだ。
温度差も、280℃ほどにもなるため、その影響も考えられる。
基盤や部品が大丈夫かな。
JAXAは2月中旬に再び太陽電池に光が当たる頃に再起動を試みる予定ということだ。
2週間後に、スッキリ目覚めて画像データを送ってくれることを期待しよう。
がんばれ、SLIM!
©️Tanu記