最高気温が連日35℃近く。
気温が体温近くになると少し乾いた風があっても辛いものがある。『こんな日に外出するんじゃなかった』。と、文句を言いながらの、すずめと買い物の帰り道。
スーパーを出たら、もう日没後だったので西陽をマトモに浴びながら帰ることは免れた。西の空を見上げると空が澄んでいて夕焼けが美しい。
慌てて、いつもの西側が開けている所に行って水星を探してみた。
夕焼け色の縞模様がよく見えていた。縞模様の合間には水星もなんとか見えていた。
この縞模様を大気の『チンダル現象』と言うのだが、狸は中学の時に理科で習った覚えがある。
しかし、すずめは中学では習っていないはずだ、という。
その理由は『だって、そんな妙な響きの言葉を聞いたら、クラスの〇〇な男子が騒がないはずはないのに、その記憶がない』だと。
木漏れ日や太陽が雲の後ろに隠れたときなどにも身近に見られる現象だ。
『大気中には細かいチリなどが、たくさん浮いているのでこの現象が生じる。大気がコロイドの証明でもある。』と、理科の教師が言っていたと記憶している。
まぁ、理屈よりも『きれいな空だなぁ』と見上げることも大事だと思う。
夏の晴れた空を見上げよう。
それにしても暑いなぁ。秋が来ないかな。
©Tanu記