走りながら車窓の景色を、キョロキョロ眺める。
窓の位置と柱の位置が微妙に、ズレていて、せっかくの大きな窓から外が見にくいのは残念な御愛嬌かな。
一般的な電車と違って台車が車両中央部に、1基の配置なので、そこが盛り上がっているが荷物置きのような役割を果たしている。
最近標準的になっている低床路線バスのタイヤハウスのような感じだ。
3両編成で基本は、ワンマン運転なので補助ミラーや車外カメラの数も多い。
法的に共用区間は最高時速40km(後に50kmになるそうだ)なので広い道の真ん中を、のんびり走行しているように感じられる。
左右をクルマが走っているのは面白い感覚。
鬼怒川を越える橋のあたりは高架になっていて、この目線から眺めたことはないので、とても新鮮に映る。
14.6kmの路線長、片道は、400円で、48分の旅。
終点に着いた電車は、およそ6分ほどで折り返していく。
終点は Honda の4輪開発センターの前だ。
ここの周りには店も、トイレも何も無いから、ここまで来る物好きはいないだろうと思っていたら我が家以外に3組いらっしゃった。
目標より2週間早く、100万人乗車したそうだが、この勢いを続けて欲しいものだ。
©️Tanu記